土方さんの夢の涯【五稜郭】
五稜郭は西洋の城塞を参考に作られた西洋式土塁。五つの稜堡という突角を持つため五稜郭と呼ばれる。日本には龍岡城とここだけ。箱館開港に伴い設置された箱館奉行所を守る為の防御施設。だが箱館港からだと、海外の艦砲の射程範囲内だったらしい。 #goryokaku
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年6月16日
大手という概念があるのかわからないけど、現在正面なのはこっち。橋を渡って半月堡という馬出を経由して城内に入っていく形。 #goryokaku pic.twitter.com/RDqxf1HvuG
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年6月16日
半月堡。やっぱりこっちが大手だな。当初は全ての稜堡の間に作る予定だったが、一つしか作られなかった。構造は外側から水堀、土塁、空堀、石垣(武者返しつき)。上の平場も外側に土塁がある。台場と似た感じ。 #goryokaku pic.twitter.com/s7rZ9qqfqE
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年6月16日
というか、品川台場と作った人同じくらしい。医師がは亀甲積みが混じった切込接。銃弾砲弾が隙間に入らないようにという面もあるらしい。表面の加工はびかんのためだと思うけど。 #goryokaku pic.twitter.com/1kEaLi374B
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年6月16日
半月堡から城内に向かう橋と堀。近世城郭らしい幅の広い堀です。外側は腰巻土塁かな。そういえば土塁だと砲弾の衝撃を吸収するって何かで読んだような気も… #goryokaku pic.twitter.com/lrfiN2VFWQ
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年6月16日
道の両脇にまず見えるのが武者返しのついた石垣。中々の高さ。角の線は何のために付けたんだろう?景観かしら。初めて見た。やはり外側に空堀。上に登ると、道を進んでくる敵に横矢をかけられる。#goryokaku pic.twitter.com/sr7FJfyqYC
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稜堡の作りはどれも同じ。平場の外側縁に土塁、外側に石垣、もう一段帯曲輪とも空堀とも見える平場、低めの土塁、その先は水堀。そして平場に大砲が登る為の幅のある坂道を付けている。 #goryokaku pic.twitter.com/oNSB8zJyVz
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年6月16日
かつて橋があったらしい台になる石垣が残されている。箱館戦争時に外されたとか。稜堡の間、半月堡があるべき位置である。 #goryokaku pic.twitter.com/vPHgzIUvUc
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年6月16日
それらしい写真が撮れてないのがヘボなのだが、外から各虎口を塞ぐように作られている石垣土塁(見隠土塁)。動線を曲げる、横矢をかける、中の様子が窺えないようにする、ですかね。 #goryokaku pic.twitter.com/GlinGbyS4P
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年6月16日
稜堡内の広い空間には箱館奉行所の他、使用人長屋や仮牢、お白州などがあった。内部に低めの土塁があるが土地を区切るためではなさそう。大手から侵入する敵に対する塹壕みたいな役割があるのかな?囲われてる中は兵糧庫など。 #goryokaku pic.twitter.com/Dplr2V6p0p
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年6月16日
2010年に復元された箱館奉行所。我がこの前来た時は工事中だったがもう5年経つのか…。資料豊富なため、本物っぽい。瓦の色までこだわっている。真ん中の塔は皮肉にも大砲の的にされてしまった太鼓櫓。五階相当の高さらしい #goryokaku pic.twitter.com/VuPzxhp55e
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年6月16日
内部はまだ新築の匂いがします。写真は玄関から使者之間、四之間まである大広間と一之間の床の間違い棚、廊下の杉戸。きっとここにも土方さんが出入りしたに違いない(;´Д`)ハアハア玄関でもいいから住みたい。 #goryokaku pic.twitter.com/UYebhaxgY6
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年6月16日
採光や雨水処理のための中庭、部屋内部から梁が見られる場所があった。太鼓櫓は入れなかった #goryokaku pic.twitter.com/TFmpgx3YXo
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年6月16日
五稜郭は虎口や外壁の防御の厳重さ(死角をなくす作りなど)からとても合理的な城郭だと思っていた。しかし艦砲の射程が想像よりずっと長かったことで高い太鼓櫓が的になったという記述が実感できた。箱館港から届くのかー。近代兵器には対応できないと認めざるを得ないな… #goryokaku
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年6月16日
全体像を貼り忘れた。五稜郭タワーより。がんばったけどやっぱり全部入らぬ。 #goryokaku pic.twitter.com/C5l4Ng2I7n
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年6月16日
市電「五稜郭公園前」から徒歩7分
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