三戸南部氏による総石垣の城 【盛岡城】
シルバーウィークの締めくくりに盛岡城を舐めるように歩き回りました。
図らずも三戸南部氏の拠点の移り順をなぞるようになったわけですが・・・、より中央に近づいていく行程と、自分が関東に帰りやすいコース設定がシンクロするのは当然かな。
盛岡城まとめ。
訪城日2015.9.23午前
天候:晴れ
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30盛岡城は中津川と北上川の合流点の丘陵に築かれた平山城。南部信直が浅野長政の助言によって築城したもの。三戸南部氏の本城は三戸城→九戸城→盛岡城へ。盛岡南部氏となる。曲輪を高い石垣で囲んだ威圧的な「見せる」城 #moriokajo pic.twitter.com/KrlmCsLueK
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30まずは盛岡城公園の東大通りを挟んで逆側の亀ヶ池鶴ヶ池に挟まれた下曲輪。時鐘が移築されている。池の名前は三戸城にあったものと同じだな。この鳥居の先に大手綱御門があった。 #moriokajo pic.twitter.com/yDTkJIQ5og
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30道を渡って櫻山神社。南部氏を御祭神として祀った神社。南部鶴と武田菱ですかね？南部氏が甲斐出身だからかな？ #moriokajo pic.twitter.com/dc8VRNCHl7
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30もうこの辺りからワクワクするような石垣が始まっている。横目地が通りそうな切込接に近い積み方。上には稲荷神社と烏帽子岩という巨石がある。ここは三ノ丸に食い込んでるのかな。 #moriokajo pic.twitter.com/Bcej7RTAbK
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30神社側から鳩御門を潜り折れ曲がって瓦御門を潜り三ノ丸へ入っていく。門の名前も三戸城を踏襲してるのかな。大手は綱御門だし。ここの隅はほぼ算木積みになっている。先に外を巡りに行く。 #moriokajo pic.twitter.com/y2nSdb9sWn
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30瓦御門外側の石垣。ほぼ切込接かなあ。下の方は打込接に近い。布積み。石垣普請奉行が銘入れてる。石垣に銘って丸岡城でも見たような…？ #moriokajo pic.twitter.com/xDbIXtWXRx
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30今の石垣に平行して広がる亀ヶ池。さっきの池というか堀と昔は繋がってたんだろうな。というか北上古川に繋がってたのかな。今(9月現在)は工事中。 #moriokajo pic.twitter.com/lKnklBBnHP
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30石垣に戻る。延長した先の石垣は江戸時代初期のものらしい。まだ布積みではないし、加工も甘い打込接。 #moriokajo pic.twitter.com/Q5jAScUDFL
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30この角の出っ張り、これ何？どうなってるのこれ？何のために作ったんだろう？ここの石垣が城内で一番高い(約14m)らしい。 #moriokajo pic.twitter.com/YvK5hEn29Q
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30首を傾げながら先へ。ちょっと歪んでるような。布積み算木積みが見られるようになる。江戸時代中期頃のものらしいです。 #moriokajo pic.twitter.com/64oDjjgw8J
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30このあたりの奉行銘石はさらっと見逃して、上ばっかり見てた。一枚目は算木、三枚目は一歩手前っぽい。でも綺麗。 #moriokajo pic.twitter.com/ozFXYFgcwu
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30あは。もうどこだかわからなくなってる。三枚目は確実。榊山稲荷曲輪の石垣。ゆるやかな勾配。#moriokajo pic.twitter.com/X0dGrwJc5V
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30あ、こっちの方がわかりやすい。左端、ゆるやかな石垣が見えます。この坂は吹上坂で坂の上に吹上御門があり、腰曲輪へとつながる。一方道路脇には坂下門の柱のあと。北上川を筋違い橋で渡って城内へ入ってくる形。 #moriokajo pic.twitter.com/uSFZdbRAxz
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30この吹上坂、往時は急な石段だったところを明治期に石垣を積み足してゆるやかな坂道に変えたとのこと。よく見ると一本線が見え、確かに上が谷積みになってるようだ。 #moriokajo pic.twitter.com/u4RzMLZTsX
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30手前の低い石垣は補強かな。角を曲がって白っぽい打込接の石垣は昭和平成の大修理で復元した石垣だそうだ。頑張った！ #moriokajo pic.twitter.com/vvQSZy1B8w
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30城内唯一現存の彦御蔵。江戸時代後期のものと考えられている。現在の道路際にあったものを道路拡張時に曳家で移築した。面白い顔をしている。 #moriokajo pic.twitter.com/fB8nRvdUAy
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30腰曲輪南にある二重隅櫓の石垣。歩いててちょこちょこあったのだが、蛇口と言われる排水口がある。石垣を崩さないために排水は重要。四枚目は腰曲輪に残る二重隅櫓跡。#moriokajo pic.twitter.com/CbboBaNlhk
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30帯曲輪、にポロポロ落ちている残念石。中津川から運んできてここで落ちちゃったのかな。残念！ #moriokajo pic.twitter.com/9kpAeS0XTV
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30中津川、と毘沙門橋。 #moriokajo pic.twitter.com/q2xW0OEuzY
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30帯曲輪に続く鶴ヶ池。このまま神社の先、一番初めの池までぐるっと続く。 #moriokajo pic.twitter.com/cLCaXsOVEW
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30多目的広場が御台所。広い！青いトイレのところに鶴ヶ池方面から上がってくる台所御門があった。 #moriokajo pic.twitter.com/FtDw3Zmjin
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30薔薇園真上の岩盤丸出しからのワイルドな石垣を見つつ、一周したので御台所から三ノ丸へ。 #moriokajo pic.twitter.com/ZiRmleVHpq
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30三ノ丸。不思議な形で、各通路が合流して通り過ぎるだけの空間に見える。神社を建てたことで形が変わっちゃったのかな。 #moriokajo pic.twitter.com/QfreXe3a58
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30二ノ丸石垣。笑い積みってどれのことかよくわからなかった。打込接の中に丸石、周りに栗石？？？ #moriokajo pic.twitter.com/iDUoGLyeqr
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30補強の石垣はこれ。上の段と比べて積み方が新しいのがよく分かる。 #moriokajo pic.twitter.com/NZFFFeldul
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30そのまま石垣を回り込むと赤い橋が見える。本丸と二ノ丸を繋ぐ御廊下橋で間は堀切のようになっている。とりあえず潜って右手に曲がり二ノ丸へ。井戸の跡のあたりから岩手山が…あれかな？ #moriokajo pic.twitter.com/k1NXPJYE2D
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30二ノ丸へはするっと入れちゃっていいのかな？と思いつつ三ノ丸まで戻り、車御門跡から再度二ノ丸へ。屈曲して入る形。虎口の石垣は加工した巨石を使っていて正面だなといった感じ。大書院があったらしい。 #moriokajo pic.twitter.com/3ca45KNfyM
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30@mechamatsuo 明治期の公園化で失われてしまったが2mほどの高さで石垣が西に伸びて喰違い虎口になっており、穴門がついていたとのこと。 #moriokajo pic.twitter.com/GuyZRpVK1l
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30それはさておき橋を渡りましょう。面白い構造。本丸の方が高くなっている。 #moriokajo pic.twitter.com/KrdiISWd1m
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30本丸虎口左右に隅櫓と納戸櫓跡。厳重です。 #moriokajo pic.twitter.com/O8e3CPO5Qs
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30この南部中尉銅像台座がかつての大奥と中奥の間くらいかな。銅像は南部42代当主のものだったらしいが戦争で供出して台座だけが残っているらしい。 #moriokajo pic.twitter.com/CmWDi4R5eJ
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30台座の背後、それぞれ御二階櫓、御三階櫓跡。そして脇櫓へと続く。周囲に櫓を巡らせた近世城郭のつくり。 #moriokajo pic.twitter.com/mb9XWQOuqx
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30脇櫓の先、御末御門跡から一段下へ。 #moriokajo pic.twitter.com/25yhvXgEyg
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30武者溜を横目に冠木御門跡から出て、かつて舟を繋いだとされる鉄鎖のある石段から淡路丸へ。 #moriokajo pic.twitter.com/ecwCVTIZHi
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30淡路丸。ここから見える本丸の石垣が城内最古野面積の石垣。大分ガタガタしてるけど大丈夫？ #moriokajo pic.twitter.com/R0R3jPoYF9
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30回り込んで宝蔵跡、吹上馬場、腰曲輪へ。本丸への階段は明治期の公園化の時に付けられたもの。納得。 #moriokajo pic.twitter.com/I1PyIO8kYp
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30そして吹上御門。ここも喰違い虎口だった模様。 #moriokajo pic.twitter.com/ulC9R0pE1b
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30案内に載ってる三角錐の角石って多分ここの手前側の石垣こと。そのつもりで撮った写真じゃないのでよく見えないけど。 #moriokajo pic.twitter.com/Xs6NuUH66X
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30榊山稲荷曲輪。ぴょこっと三角形に飛び出している曲輪。名前からしてお稲荷さんがあったのだろうな。 #moriokajo pic.twitter.com/CENfDL6KOD
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30盛岡城、本当にいろんな石垣があって楽しかった！あと動線な。御橋廊下。
何より、豪雪？地帯なのにあれだけ石垣の状態を保っているのが素晴らしい。管理してきた方達に心からの感謝を。 #moriokajo
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30あと横のもりおか歴史文化館、めちゃめちゃ展示のセンスいいから絶対行った方がいい。 #moriokajo pic.twitter.com/G8N1h3yZ9V
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2015, 12月 30盛岡城
JR盛岡駅より徒歩15分
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