護りに死角なし!現存遺構豊富な近世大城郭【伊予松山城】
松山城は勝山に作られた平山城。作り始めたのは加藤嘉明だが完成前に会津へ転封、替わりに蒲生忠知が入り、後に松平定行が入った。連立式の天守は安政年間のもの(大天守のみ)、登り石垣や高石垣、虎口など守りの堅い城。 #matsuyamajo pic.twitter.com/x45ChY1WEj
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年9月6日
まずは麓にある三の丸。まだ発掘調査中。西側と南側に広めの水堀がある。 #matsuyamajo pic.twitter.com/AIGafNPu8o
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本丸への登城道は本来二の丸を経ていく黒門登城道の大手道を通るルートが正式なものであるが、城山公園が開園された明治時代に県庁裏登城道と古町口登城道が作られた。あと東雲口登城道とリフトorロープウェイのルートもある。せっかくなので全部通ってみた。 #matsuyamajo
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まず県庁裏登城道。舗装されたとても歩きやすい道。登り石垣ってこれ?見えるかー!o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!木を切って欲しい(切実)これなら彦根の方が凄かったよ。あとこのあたりは古墳があったそうです #matsuyamajo pic.twitter.com/DZGcwceDoF
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そして東雲口から降りる(笑)道端に面白い外灯が。下っていくと、東雲神社といくつかの郭が段上に現れる。この登城道、かつて本壇へ資材を運搬するのに使った道らしいです。 #matsuyamajo pic.twitter.com/9Vlpp4VrvH
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そしてリフトで上がる。めっちゃ楽しかった。途中で天守が見える。リフトの下を横切り左手に続くのがさっき降りてきた東雲口登城道。リフトの横をロープウェイが通っている。が、割愛。なんだかスキーしたくなってしまったよ #matsuyamajo pic.twitter.com/poX7itM8EA
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この3ルートは長者が平という郭で合流し、本丸下への道に繋がる。 #matsuyamajo pic.twitter.com/wNPs4B4jBF
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そして、この道を!上がると!高石垣が!屏風折れに!ぐわーって!おお!!!おおおおお!!!! #matsuyamajo pic.twitter.com/dVBxKEYPEQ
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左手に進むと、揚木戸門跡。礎石を見ると四足門だったのかな?他の門からして高麗門かな。薬医門かも。低い側の石垣には何かあったのかしらん。 #matsuyamajo pic.twitter.com/G96guKaTm8
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門の先で大手道と合流する。大手門は櫓門?その間に番所があった。そして逆側の高石垣の上には狭間石落としを伴う渡土塀があったそうな。厳重。大手道から本丸へ向かうにはここで180度回転する必要がある。 #matsuyamajo pic.twitter.com/5h91WyOPgn
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一旦ワープします(笑)大手から登城します。黒門の石垣は石が大きく見栄えがよい。この後五回も屈曲し門も栂門、槻門と立て続けに現れる大手らしい堅固さ。 #matsuyamajo pic.twitter.com/j4smlxjrkc
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特に槻門は二層の櫓門に南側は二層、北側は三層の平櫓が続いていたとか。想像がうまくできないな。大規模な番所もあったようです。 #matsuyamajo pic.twitter.com/BXV9R2FmEd
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先に二の丸に寄って行こう。この多聞櫓は復元でなかなか立派である。石垣に刻印が残ってました。 #matsuyamajo pic.twitter.com/yXfyJIEDFq
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二の丸は蒲生忠知の屋敷があったようです。現在はなぜか水や樹木で間取りを展示してある。いくつかお茶室もあるようです。天守群が見えますな。 #matsuyamajo pic.twitter.com/JatARZ4ItH
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あと凄かったのが大井戸。でかっ!建物が被さっていたようです。柱の展示があります。 #matsuyamajo pic.twitter.com/JG6oxoh9lO
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さて、本丸へ向かいます。何度か折り返しをしつつ、石段を上がって行きますが、ゆっくり歩いても15分もあれば着きます。 #matsuyamajo pic.twitter.com/rGmCjFzUK2
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左側の石垣の上からガンガン攻撃されますな。大手門をくぐると先程の合流地点になる #matsuyamajo pic.twitter.com/h0osFK6r04
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左手の石垣の裏が大手門。奥に屏風折れの高石垣と櫓群が見えているので進むのは得策ではない。奥の櫓の下あたりに中の門があったらしい。直進する隊と右手に向かう隊と人数を分散させる。 #matsuyamajo pic.twitter.com/Lec14NFZws
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右手側に折れ曲がって進む大手道の先に戸無門。敵の侵入速度を殺さないため。門を過ぎて下を見ると大手道が曲っている様がよくわかる。 #matsuyamajo pic.twitter.com/QCJk4a3CHQ
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戸無門の先で道はまた折れ曲がり、筒井門が現れる。この門自体も堅固な櫓門なのだが、よく見るとその奥にも埋み門がある。この隠門から筒井門に迫る敵の側面をつくのだ。痺れるねえ。 #matsuyamajo pic.twitter.com/W3UrahJnHR
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筒井門を潜り正面に太鼓櫓。またしても横矢にさらされつつ次の門は郭の反対側。太鼓門、桜の木が邪魔です。 #matsuyamajo pic.twitter.com/3k7OfnSZOT
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奥の櫓が巽櫓、潜った門が太鼓門、太鼓門から郭沿いに続く櫓が太鼓櫓。本当に隙がない。 #matsuyamajo pic.twitter.com/JNZV9tpKGt
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ようやく本丸です。EXILEのようにチラ見えする櫓たち。この屏風折れの高石垣も圧巻です!本丸には井戸と、玉薬土蔵跡がある。手前の鉄筋櫓は馬具櫓を模して作られた管理事務所 #matsuyamajo pic.twitter.com/5iJe3lxsca
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松山城では本丸の上にさらに一段高い本壇がある。連立天守群とそれらを守る門や櫓からなる。城の中枢部で最も堅固な作り。切込接の石垣も美しい。表面が平らなのは加工してあるんだろうなあ。これも復元かなあ #matsuyamajo pic.twitter.com/0dffIfvcTz
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ええとまた道はコの字型に曲っています。あらゆる角度から狙われています。進行方向左手が小天守、右は一の門南櫓、正面が大天守。さすがにこれだけの建物が密集していると大迫力! #matsuyamajo pic.twitter.com/sIqV5T4PVy
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わかりにくいけど一の門の先も枡形になっており、二の門の先ようやく大天守に行き当たる。ここで天守を回り込むようにまた道が二つに分かれている。左に進むと三の門。 #matsuyamajo pic.twitter.com/gEnVJN8cGT
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さて、入って左手筋鉄門から小天守、多聞櫓を経て南隅櫓、十間廊下、北隅櫓、玄関付櫓、内門で大天守。小天守興奮してちゃんと撮ってなかったので外からの写真。口の字に建物が連なる連立式天守。#matsuyamajo pic.twitter.com/N6VVgTYnCm
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大天守から中に入れます。上がって内門方面へ。ここから先、外を見るといつもこんな感じで狙いたい放題。 #matsuyamajo pic.twitter.com/2mnEqzkemh
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本壇を出て最後の登城ルートから降りる。本丸側から紫竹門→櫓を伴う乾門。 #matsuyamajo pic.twitter.com/hWLuvJz7ZB
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乾門手前の郭に野原櫓がある。珍しい望楼型の櫓。 #matsuyamajo pic.twitter.com/IRSaEQ4bxK
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ここまでが城域ですかな。乾一の門跡。この先に古町登城道が続きます。山道でした。 #matsuyamajo pic.twitter.com/2Ci6g7fS9Q
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最後に。艮門。本壇裏手にひっそりとある。そして今一つ櫓を見忘れたことに気がついた。また行けばいいか。 #matsuyamajo pic.twitter.com/G3qjodaV75
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伊予鉄城南線 県庁前すぐ