未完成の崖端城 【新府城】
新府城は天正の織田軍甲斐侵攻に備えて、武田勝頼が真田昌幸に作らせた。七里岩の断崖を利用した堅城。武田氏館から移って間もなく、追い詰められた勝頼は自ら新府城に火をかけ、天目山の麓、田野の地に斃れることになる。 #shinpujo pic.twitter.com/Cq67aNZvSH
— メカマツオが正常に働くために (@mechamatsuo) 2014年11月11日
新府駅から案内に従い歩いて行くと藤武神社の鳥居にぶつかる。手前の低くなった部分、土塁とか曲輪っぽく見えるんだが、城内じゃないんだよな多分。この長い階段を直登するとあらまあ本丸にいきなり出てしまった。失敗。 #shinpujo pic.twitter.com/FodSnVSw1B
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鳥居の左側の細い登り坂が大手に繋がる道。 #shinpujo pic.twitter.com/kHQtClRmUf
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とても分かりにくいけど三日月堀、丸馬出、大手枡形虎口のコンボ。つい、武田だなあと思ってしまう僕の悪い癖。道はそのまま帯曲輪に繋がる。#shinpujo pic.twitter.com/67fFQNqUE5
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三の丸は土塁で東と西に区切られて使われていたようだ。広い。 #shinpujo pic.twitter.com/RPwwGx5hwV
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二の丸の前に馬出があるはずなんだが、イマイチよく分からなかったり。この辺？ #shinpujo pic.twitter.com/zJ3zg5CGpC
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二の丸。本丸から一段？挟んで下にある。半分草むらになっているが低いながらも土塁に囲まれている。 #shinpujo pic.twitter.com/dxqtYNNaYU
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二の丸の西側が七里岩の断崖になっているのだが、だが。天候と木の生い茂りでよくわかりませんな。ちょっと向こうの山が見えるけど。本降りだったもんな(11月1日) #shinpujo pic.twitter.com/oJAuxl7jik
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本丸西側二の丸との間にある蔀の構。実際どういうものかよく分からないのだが、おそらく、植込や土塁、塀を使って侵攻者の視線を遮断、本丸内の様子を隠す、くらいの仕組みだろう。蔀の構って言葉自体初めて聞いた。 #shinpujo pic.twitter.com/egvk5yCAxf
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新府城本丸。周りは土塁が巡っている。石垣は使われていない。神社側からは若干の傾斜。本丸跡看板の後ろはなんか窪んでいる。四枚目は北側の景色。 #shinpujo pic.twitter.com/4KbWwecd2y
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本丸北側に武田勝頼公及び家臣たちの霊社がひっそりと祀られている。 #shinpujo pic.twitter.com/50t7mgfora
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二の丸から北側に降りていく細い道(搦手)。横矢がかりの防塁は草に埋もれてよく分からず。大きな窪地は井戸跡。まあ写真は平らですけど？(居直り) #shinpujo pic.twitter.com/tZptys3gXz
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井戸の先、直進して突端まで行くと削平地や土塁、堀のようなものが見られる。城内図には記載ないが、これも帯曲輪ではないのかなあ。自然地形とは思えない。 #shinpujo pic.twitter.com/KB8rzIJG54
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道なりに左手に進むと、枡形があった。乾門とあり、搦手門だろう。写真の通り屈曲して進ませる虎口。 #shinpujo pic.twitter.com/q4QKW05kUi
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城の麓には北西から北東にかけて水堀がある。一部は埋め立ててしまったものの、幅も曲輪との高低差もなかなかの規模である、 #shinpujo pic.twitter.com/2PS7FSktgy
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面白い遺構がこの東西二つの出構である。帯曲輪から突出している構で、鉄砲陣地として使われるらしい。十字砲火が可能になるという。 #shinpujo pic.twitter.com/TLNXOU642w
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新府城築城は長篠後ではあるが、武田神社宝物館にもあったように早い時期から鉄砲が重用されていたのだろう。なので長篠は旧戦法が新戦法に敗れた戦いという見方は違うと思う。武田側がたくさんの鉄砲を用意出来ない障害があったという説を支持したい(織田の妨害があったとか) #shinpujo
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JR新府駅から徒歩15分
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